くらし情報『大河の衣装担当は黒澤明の長女 父制作映画「乱」との思わぬ縁』

2020年1月20日 20:49

大河の衣装担当は黒澤明の長女 父制作映画「乱」との思わぬ縁

その仕事ぶりは、是枝裕和監督(57)が『演出の参考になる』と評するほど。信頼は業界内でも厚いです」(映画関係者)

黒澤氏は「麒麟がくる」のホームページで「映画でもドラマでも『映像は監督のものだ』という環境で育ってきた」と話す。そして「監督と相談しながら全体の色彩イメージを決めて、次に登場人物のキャラクターに合わせて一人ひとりの衣装デザインに落とし込んでいます」と方法論を明かしている。

その衣装は出演俳優たちにも大好評のようだ。ドラマの公式Twitterアカウントでは本木雅弘(54)の《今回は衣装にも力があって、役の複雑さを布と柄の重なりが表現してくれています》というコメントを紹介している。また高橋克典(55)は《黒澤和子さんの手がける衣装は役者を触発します。信秀という役をひも解いていける部分がふんだんにあり、非常に深みがあります》と絶賛している。

“カラフルな衣装の時代劇”で思い出すのは、まさしく父・明さんの制作した’85年の映画「乱」だろう。
「和子さんはスタイリストになったものの、いったんは主婦になりました。そして復帰した直後にお母さんが亡くなったのです。それは明さんが『乱』を撮影しているときのことでした。

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