くらし情報『氷塊落下、市街地墜落の危険…羽田新ルートはこんなに危ない』

2020年2月5日 23:01

氷塊落下、市街地墜落の危険…羽田新ルートはこんなに危ない

(写真:読者提供)

(写真:読者提供)



2月2日夕方、羽田空港の新ルートで、実際の旅客機を使った初の試験飛行が行われた。約1時間40分にわたり、およそ2分に1機のペースで、東京都心の上空を計61機の飛行機が飛んだ。数値上よりも近く感じるその機影に、多くの都民が騒然となったが、じつは「女性自身」は’18年1月30日号で、この問題について警鐘を発していた。

「いったい誰がこんな危険なルートを決めたんだ!責任者を連れてこい!!」

2017年12月末、東京都渋谷区内で開催された国土交通省主催の「羽田空港新飛行ルート」の説明会は、一部住民からの怒号が飛び交う、異様な雰囲気に包まれた――。

国は’20年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、国際線の増便を計画。そこで羽田空港を離着陸する便の新たな飛行ルートの導入を決めた。ところが、そのうち2本の着陸用飛行ルートが、新宿、渋谷、目黒、白金高輪、品川といった都心部を低空飛行で通過するのだ。

「計画では都心部上空を着陸大勢で、300~900メートルの低空飛行で通過します。
このルートの飛行時間帯は15~19時の4時間。1時間あたり44回通過するので、約2分に1回の割合で都心上空を通ることになります。

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