くらし情報『ヒョウ襲われても母を心配 松島トモ子を壮絶介護から救ったもの』

2020年2月24日 11:00

ヒョウ襲われても母を心配 松島トモ子を壮絶介護から救ったもの

しかし、再び松島さんを大きなアクシデントが襲う。

「(仕事で)ケニアに行ったんです。そうしたら、ライオンに襲い掛かられて。3日で退院したら、今度はヒョウに突然背後から襲われて。首の骨が“ガリッ”っというのが聞こえた時は、あぁもうだめだ、と……。ライオンに襲われた時は、日本で報道される前に母に伝えないと心配すると思ってね。母は取り乱したりせずに冷静に受け止めてくれましたね」

あと一ミリずれていたら、半身不随になっていたかもしれない。そう医師から伝えられたこともあった。
しかし今、松島さんは、仕事を辞めなくてよかったと語る。

「介護は先が長いから、仕事を辞めたら逃げ場がなくなるわよ、とケアマネージャーさんに止められたんです。仕事で留守にする時は、ショートステイに母を預けて仕事を続けました。辞めなくて本当に良かった……」

180度変わってしまった母に戸惑いながら、徘徊や排泄の世話をしていた松島さん。最近は、看取りについてもより深く考えるようになったという。

「私、4歳からずっと、“役者は親の死に目に会えない”と聞かされてきたでしょ。いま、もし母の死に目に会えなかったらと考えると(仕事を)

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