内閣が異例の名指し批判…モーニングショーは何を伝えたのか
安倍晋三首相(65)ら政権側は、「現行の『特措法』は新型コロナウイルスに適用にできないので、適用できるように法改正する必要がある」と主張している。
現行の特措法の対象は“新型インフルエンザ等感染症”と“新感染症”。1月の時点で野党側から「新型コロナウイルスは“新感染症”にあたるのではないか」という声もあがったが、安倍政権は新型コロナウイルスを「特措法」の対象外の“指定感染症”に定めた。
今回の法改正にあたり、ふたたび「改正しなくても新感染症に定めて、特措法の対象とすることが可能だ」という声が高まっている。だが冒頭のツイートにもあるように、政府側は「“未知のウイルス”ではないから“新感染症”にあたらず、特措法の対象外」といった説明を繰り返している。要は「原因となるウイルスが特定されているから未知ではない」という意味のようだ。番組でこれに疑問を呈したのが、コメンテーターでテレビ朝日局員の玉川徹氏だった。
「おかしいでしょ。
(新型コロナウイルスは)いまだに未知ですよ。どんなものなのか、完全に解明されている訳ではない。わからないんですよ、いろんな部分が」
さらに玉川氏は新感染症の定義を定めた「感染症法」