2020年4月15日 11:00
コロナ離婚防ぐイライラ回避策 在宅勤務でも生活リズム死守
そこで、コロナ離婚しないためのイライラ防止策を、中村さんにアドバイスしてもらった。
■在宅勤務でもふだんの生活リズムを崩さない
「毎日の起きる時間や朝食の時間などは、在宅勤務になってもこれまでどおりのスケジュールを維持しましょう。生活リズムが崩れると、夫は家でダラダラし始め、それを見た妻はイライラします。余計なストレスを増やさないためにも、できるだけふだんのルーティンは変えないように努めることです」(中村さん・以下同)
■分担したい家事は書き出して夫に選んでもらう
在宅勤務になると通勤時間はゼロ。その時間を利用して、家事を頼むのもアリだ。
「ただし家事分担を決めるときは、やってほしいことをすべて書き出して夫に選んでもらうようにしましょう。男性は“あれやれ、これやれ”と命令されたり、指図されたりすることを嫌がります」
書き出すときには、夫にやってもらいたいと思う仕事の8割ぐらいを挙げる。
「そこから夫に選んでもらってください。
全部やってもらおうとしてはダメ。半分もやってくれたら御の字です」
任せた家事は最初から最後までお願いするのもイライラしない秘訣だという。
「たとえば、“ゴミ出し”の場合、指定の日にゴミを出してもらうだけでは、ゴミ出しに関するいわゆる“名もなき家事”は、すべて妻の仕事になってしまいます。