2020年4月17日 06:00
雅子さま 陛下の即位1年を前に“ビデオメッセージ”計画
それは歴史上初めてとなる、天皇によるビデオメッセージだった。
「天皇陛下と雅子さまは、この状況下で国民のために何ができるか、さまざまな方法を模索されているそうです。その中で、国民に向けたビデオメッセージを発表されることが、有力な選択肢の一つになっているといいます」(宮内庁関係者)
天皇陛下と雅子さまも先月、愛子さまの高校卒業に際してのご感想で《この感染の広がりが早く終息に向かうことを心から願っております》と綴られていた。もし、両陛下による“肉声でのメッセージ”が実現すれば、国民を大いに勇気づけることになるはずだが――。
「実は、5月1日に両陛下そろっての記者会見が実現する可能性があったのです」
そう語るのは皇室担当記者。
「宮内記者会は以前から、天皇陛下の即位1年となる5月1日に、両陛下おそろいでの記者会見を開いていただきたいと、宮内庁に申し入れてきました。雅子さまは’02年12月以来、会見に出席されていません。雅子さまが長らく適応障害の闘病を続けられていたためです。
ただ、皇后となられてからの雅子さまはご体調も安定され、ご公務や祭祀にも精力的に取り組まれています。そのため、雅子さまの肉声を国民が待望していることから、会見を要望していたのです。