くらし情報『信頼できる主治医を…最期まで自宅で過ごすための4つの備え』

2020年5月10日 06:00

信頼できる主治医を…最期まで自宅で過ごすための4つの備え

最期まで自宅で過ごしたいという人は、次のケースを参考に考えておこう。

A子さん(55)は、子どもが独立後、一戸建てに夫(58)と2人暮らし。夫と定年後の生活について話すうちに自宅の話題になった。住宅ローンは完済したが、駅から遠く、車がないと不便。

「最期までこの家に住みたいと思っていましたが、夫に先立たれた場合、私ひとりで要介護になったら、どうなってしまうのか心配になってきました」(A子さん)

自宅は、夫が70歳を迎えるころに、建て替えか大規模なリフォームをしなければならない。

自宅に住み続けたい人が備えておきたいチェックポイントは次の4つ。

【1】介護保険を使った福祉用具のレンタル・住宅改修

手すりの取り付けや段差の解消といった住宅改修工事は、介護保険を利用すると、自己負担額が費用(合計20万円まで)の1〜3割程度で済む。また、車いすや介護用ベッドは要介護2の人からレンタルでき、利用料は1カ月数百円〜とかなり安価なので活用したい。
【2】住み慣れた地域で受けられる介護サービスを知っておく

デイサービスを中心に3つのサービスを組み合わせて利用する「小規模多機能型居宅介護」は、1カ月の利用額は要介護度ごとに決まっていて、要介護5でも月3万円程度(1割負担、食事代などが別途かかる)

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