速水けんたろうが語った家族のコロナ闘病「妻は死も覚悟…」
2人ともアビガンを投与してもらいましたが、効果が出るのにも差があったようです。同じ部屋に入院していたので病状も把握していましたが、僕もとにかく不安でした。
妻は一時期、“死”も覚悟していたようです。『もしかしたらこのままダメかもしれない』と、口にしていて……。『絶対、大丈夫だよ』『先生を信じよう』と、励まし続けました」
医師たちの尽力もあり、5月上旬には退院を果たすことができた速水夫妻。1カ月の外出自粛をへて、現在は軽い運動を始め、慎重に生活しているという。
「自宅ですので激しい運動はできませんが、椅子に座って軽くストレッチをしたり、筋トレをしたりして体力の低下を防ぐことを心がけています」
退院から12日後の5月16日に仕事復帰を果たした。ラジオ番組『羽多野渉と古賀葵 コエ×コエ』(TOKYO FM)に、自宅からリモート出演したのだ。
「洗足学園音楽大学の声優アニメソングコースで音楽講師も務めていますので、先日はリモートで授業に参加しました。いまの目標はステージ復帰ですね。この数年は『おかあさんといっしょ』OB・OGによるファミリーコンサートに出演しています。夏にはコンサートも予定されているので、そのステージに立てればと考えています。