くらし情報『ケア強化するも出演者が死去 問われるリアリティ番組の必要性』

2020年9月2日 14:53

ケア強化するも出演者が死去 問われるリアリティ番組の必要性

花さんの死を受け、フジテレビは制作を中止。再犯防止などについての検証チームを立ち上げた。

いっぽうABEMAでは『いきなりマリッジ』だけではなく、各局の中でも最多のリアリティ番組を配信。本誌は今年6月、出演者のケアや誹謗中傷への対策方法を聞いていた。

出演にあたっては「番組ごとのコンセプトや独自のルールを理解してもらった上で、本人の意向を最重視して出演してもらっている」と回答。

また出演者のケアについて「年齢層の若い方のご出演も多いので、番組としてもSNSの誹謗中傷を含めた反響について相談しやすい環境を作るなど、できる限りのサポートを行わせていただきながら番組制作を行っております」とし、「インターネットやSNS上での誹謗中傷、嫌がらせへの調査・法的手続きに関する相談窓口」も設置したことも明かしていた。

出演者のケアを強化したというABEMAだが、リアリティ番組を制作する意義が問われている。花さんの母である木村響子さんは、8月29日にTwitterでこう苦言を呈した。
《世界中のリアリティー番組で40人以上の方が亡くなっていますこの事実を知ってもまだリアリティー番組を楽しめますか?出演者は実在する人間これだけの犠牲者をだしてもこの世の中にリアリティー番組は必要なの?観ないという選択肢もあります誰もみなければなくなるのでは?》

「フジテレビは7月に番組の検証結果を発表しました。

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