伊勢谷友介の逮捕報道で考える「なぜ人はDVに走るのか?」
俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が麻薬所持の疑いで逮捕され、2週間が過ぎました。
今回のスクープで注目すべきは彼の逮捕をキッカケに溢れ出した、モテ逸話と合わせて語られるダーティーな姿です。
DV癖や度を越した愛煙家、キレ癖などなど。奇抜を越した彼のプライベートな一面が報じられるたびに、多くの人は「なんとなくそう思っていた」と疑念をさらに強めているようです。
ただここで、筆者には気になることがあるのです。彼の麻薬所持や使用については適切な償いが必要であるのは事実です。しかしそれと今回の報道で多く語られるDVの問題は、また別のケアが必要だということです。
そもそもDVについて多くの人は「その人の性格だ」とか「そういう気質があった」と大雑把に片付けがちです。
しかし、DVは“コミュニケーションの誤った認知”によって身についてしまったものです。
筆者はDVを容認しているわけではありません。ただ伊勢谷さんを始め、DV問題を起こす人が一人でも減って欲しい。それと同時に悩まれている方が一人でも減るためにも、「なぜ人はDVをしてしまうのか」や「被害者側がやるべきこと」を考えてみたいと思うのです。