「モンペと思われても」発達障害の息子を東大に入れた母の闘い
実際、大夢は足も遅く毎回最下位でしたけど。それでも、予行演習なしで参加できるようになった大夢のことが誇らしかった。私たち親子は、みんなとは違う競技に参加してた、そんな気がしてます」
こうして大夢くんは、多難な小学校時代を乗り越え、徐々に勉強に打ち込めるようになり「私はなんにもしていないのに、気づけば東大大学院生になった」と、菊地さんは笑う。だが、母の愛、それに数々の工夫が、彼の才能を花開かせたことだけは、間違いない。
「女性自身」2020年9月22日号 掲載
娘「100歳まで作り続けてほしい!」 母親の作品公開に「レベルが高すぎる」