安藤サクラ 母はディスコ葬希望!個性的な葬式が増加中のワケ
ミラーボールはさすがに見たことはないですが、昔よりも個性的なお葬式を抵抗なく考える人が増え、葬儀社もいろいろやってくれるようになりました。準備する側は大変ですが、それでもある程度の希望はかなえられると思います」
最近では“その人らしさ”がにじみ出るお葬式を検討するシニアが増えているという。
「昔と比べて、個性的なお葬式を『不謹慎だ!』などと毛嫌いしない風潮になってきました。その人が生きてきた証しとなるようなお葬式は、『そうそう、こういう人だったよね……』と、残された側にとっても力になります。少しでもいいお葬式にして、ご家族が『最後にこれをしてあげられた』と思えることにも価値があると思います」
母・和津は昨年、雑誌のインタビューで“今は孫の顔を見ることが生きがいのひとつ”と明かしながら、笑顔でこう言い切っている。
《うつ抜けした今、やりたいことは山ほどあるのよ。(略)子育ても介護もいつかは終わるのだから、『誰々のママ』や『誰々の娘』という役割だけで終わらないで、自分を持ち続けないと。私は介護のためにいったん自分を捨ててしまったけど、今はすっかり取り戻したので、これからはわがまま一杯に好きなことをやってやろうと思います(笑)