菅首相も再編に言及「地方銀行」“コア業務純益率”ランキング
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総資産コア業務純益率=-0.049%
【ワースト4】筑波銀行(本店所在地・茨城県つくば市)
総資産(百万円)=2,381,813
コア業務純益(百万円)=2,017
総資産コア業務純益率=-0.085%
【ワースト5】みちのく銀行(本店所在地・青森県青森市)
総資産(百万円)=2,166,390
コア業務純益(百万円)=1,882
総資産コア業務純益率=-0.087%
まず、ワースト1位(以下、ワースト順)の島根銀行、2位の長崎銀行の「コア業務純益率」を見てみると、マイナス表記となっていることがわかるだろう。
「これは本業の『融資と手数料』の利益に対して、行員の給与など人件費、およびATMはじめシステム費などの『経費』が上回ってしまっている状態。『融資先が少なくなってしまった』のか、もうからない『低金利で貸している』のか、あるいはその両方といえます」
島根銀行のある島根県にはランキング94位の山陰合同銀行がある。収益がよい順からみれば8位にあたる同行は「県内シェア約6割の優良行」だという。対して島根銀行のシェアは1割ほど。
「借り手が山陰合同銀行のほうに行くなかで、銀行規模が小さく、より低金利ではもうけが出ません。