くらし情報『小柴昌俊さんの研究人生「支えてあげたい」と妻も結婚決意』

2020年11月21日 17:30

小柴昌俊さんの研究人生「支えてあげたい」と妻も結婚決意

先生同士、同じ理論の仕事を一緒にしていたため『成績はダメだけど』と朝永先生が推薦してくれたのだと小柴さんは考えていました。ですから、『2人には頭が上がらない』と話していました」(前出・全国紙記者)

その研究人生に重要人物がもう1人いる。それは、妻の慶子さんだ。慶子さんは03年、本誌の特集ページ「あなたへの遺言状 第21回」に登場。そして様々なエピソードを明かしている。

2人が結婚したのは小柴さんが33歳のとき。慶子さんは28歳だった。

「彼の生い立ちと夢が重なり合って、周りの人にはない魅力を感じたものです」

「彼のほうは、私と結婚するときに『親や弟のことよりも自分自身の生活なのだ』と気持ちを切り替えて、結婚に踏み切ったようです。
私のほうは、最終的には“この人を支えてあげたいなぁ”と思っての結婚でした」

交際時からデートに行く機会は滅多になかった。また結婚後に即渡米。のちに現地で子育てすることになったものの、それでも小柴さんは研究に夢中。そんな様子から慶子さんは「マサトシはワイフを放ったらかし」と近所の人に心配され、「家で一緒に食事をしよう」とたびたび誘われたという。

しかし病院を経営していた父のもと“お嬢様”として育てられ、世間知らずなところもあったという慶子さんは「私も大勢の人に支えられているんだなぁ」

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