くらし情報『岡田晴恵さん「冬は換気を!」コロナ警鐘鳴らし続ける意味』

2020年11月24日 13:57

岡田晴恵さん「冬は換気を!」コロナ警鐘鳴らし続ける意味

そうなると緊急事態宣言の再度発令に成りかねない。それを防ぐには、まずは皆さんに注意をしてもらうように、新型コロナウイルスへの注意喚起を言い続けるしかなかったのです」

冬季の感染拡大については、以前から注意喚起を続けてきた。

「コロナウイルスには風邪の原因である風邪コロナウイルスが4種ありますが、いずれも冬の季節に流行が起こりやすい。同じコロナウイルスの仲間ですから、新型コロナウイルスも同様と想定した方がいい。ですから、冬に向けて新型コロナの対策や医療を準備する必要があった。“冬に患者が増えて、医療が混乱して”という状況を避けなくてはいけない、という思いがありました。

もちろん春にも怖いと思ったときもありましたが、幸い政府の対応が間に合って、海外のような状況はまぬがれることができました。でも、この冬もそうとは限らない。
緩みを引き締めたい、もう一度、新型コロナウイルスの注意喚起をしたいと思っています」
春のときのことを改めて思い返し、「あの時期に東京がニューヨークのようにならないというエビデンスはまったくなかった」と続ける。

「結果的にニューヨークのようにならなくて本当によかった。でも、あの時期に、世界的なウイルス学の先生にメールをいただき、『東京も2週間後にはニューヨークのようになる、だから、今、最大限の注意喚起をする必要がある』と指摘されました。

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