“withコロナ紅白”の寂しい舞台裏 会場は分散、差し入れ禁止
控室に挨拶に行き渡し合う、という光景も今年はなくなってしまうでしょう」(音楽関係者)
ほかにも例年どおりにいかないのでは、と懸念していることがあるという。司会と出場歌手による、とある慣例についてだ。
「出場歌手には事前にアンケートに回答してもらいます。グループの場合は一人一人が記入。それを元に司会との“面談”がおこなわれるのが例年の流れです。今回のアンケートは、『新しい生活様式となった2020年、あなたにとっての大きな出来事、小さな出来事を教えてください』『コロナ禍で取り組んだ試みや活動があったら教えて下さい』など、今年ならではの内容も盛り込まれているそうなのですが……」(前出・NHK関係者)
今年の総合司会は内村光良(56)と桑子真帆アナウンサー(33)、白組司会は大泉洋(47)、紅組司会は二階堂ふみ(26)が務めるが、司会はアンケートを確認するのみで“面談”はおこなわないかもしれず、調整中だという。
そして放送終了後。例年NHKの食堂でおこなわれる任意で参加の打ち上げもあったが、密を避けるため、これも難しくなりそうだ。
“withコロナ”となった紅白だが、11月24日に報道各社の囲み取材に応じたNHKの加藤英明チーフ・プロデューサーはこう前向きに語っていたという。