引退説浮上のマツコ 語っていた小学生時代の“燃え尽きた”過去
「彼女もまもなく50歳になります。いまのキャラのままで、これからずっと将来も、というのはやっぱり難しいです。これからどうするのかを自分でも考えているところですよ。
あの人は舞台もやりたがっていますし、日本の食材の優秀さをもっと世界に広めたいとか、いろいろ希望を持っています。ずっとバラエティ番組のMCだけをやって生きていきたいというわけではないのです。本人がそういう(芸能活動以外の)ことに目覚めた、私はそう理解しています」
今後の去就に注目が集まるマツコだが、実は過去にも“引退”を考えていたことがあったという。00年発行の『クィア・ジャパン vol.3』で述懐していた小学生時代に話は遡る。
小学4年生時に自身の大きな体型を活かそうと、学芸会で女装して踊ったことで同級生からの好評を得たマツコ。
自分の新たな側面に気づき、学内でも一躍人気者となっていくのだが、ある時“燃え尽きて”しまったという。同誌でマツコはその時の経験を振り返っている。
《どうしたら人々に持て囃されるのかがわかったんですよ。ちょっと発想の転換をすれば、規格外だと思ってた自分も、違うヒエラルキーを構築して、その頂点に立つことができるんだ、と。