実例で解説、娘の交際を頭ごなしに否定すると絶縁の危険も
と口論に。
駆け落ち同然で娘はその相手と入籍し、子どもが生まれたが、相変わらず娘の夫は働かず。結婚4年目にとうとう離婚。「ほらね、やっぱり」と何度も言ってしまったことがきっかけとなり、結局さやかは誰も頼ることができず、母娘関係は完全に崩壊してしまった。
〈山脇さんの助言〉
「お母さんの気持ちはわかりますが、娘の交際を頭ごなしに否定してしまうと、ますます頑なに結婚しようとします。さらに娘のほうは母親に嘘をついたり隠そうとしたりするため母娘の溝は広がる一方です。『あんな男……』と真っ向から否定せず、一度2人を実家に招いてみるなどして、交際相手とも関係性を作るようにしてみるのがいいでしょう。
不用意なひとことで母娘の絆を壊さないよう、山脇さんの助言を頭に入れておこう。
「女性自身」2020年12月15日号 掲載