くらし情報『蛭子さんヨメが初告白「認知症の夫の介護に疲れ、『死んじゃおうかな』と」』

2020年12月11日 15:50

蛭子さんヨメが初告白「認知症の夫の介護に疲れ、『死んじゃおうかな』と」

この3年は、落ち着いていたかと思えば、ある日突然、認知症の症状が出て、いきなり加速してしまうような繰り返しでした」

蛭子さんの症状は、夜寝ているときに悪夢をみて、奇声を上げたり暴れたりするレム睡眠行動障害や、暑くないのに、異常な汗が出てくる異常発汗など、レビー小体型認知症の初期症状に見られるものだった。

「症状がひどいときは、たとえばお風呂に入っていても、シャワーはどうやってひねればお湯が出てくるかわからなくなったり、自分のシャンプーがどれかわからなくなったりすることも。お風呂から上がっても、体の拭きが甘くて、びしょぬれで下着を着てしまうようなこともありました。よっちゃんも、自分の状態がおかしいことには気づいているようでしたが、どうしていいかわからない。そんな戸惑いや不安があったのもしれません。

そんな日々のなかで特につらかったのは……、主人は、一晩に5、6回、多いときは10回以上もトイレに起きますが、瞬間的に用を足すという目的を忘れたり、トイレの場所がわからなくなったりして混乱してしまうことがあるのです。そのため、たえず私が一緒にトイレに付いていかないといけません。眠れない日々が続き、心身ともに疲れ果ててしまいました」

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