2020年12月11日 15:50
蛭子さんヨメが初告白「認知症の夫の介護に疲れ、『死んじゃおうかな』と」
実は、最初の症状が出てからこの3年間で、マルちゃんは4度も救急車で病院に担ぎ込まれている。精神的なものからくる急性胃腸炎だったという。蛭子さんの認知症の介護をマルちゃんは、たった1人で抱えていた。
「月1回の割合で担当医の診察を受けていましたが、なかなか症状が改善することはありませんでした。それまで夜に症状が悪化することが多かったんですが、最近は、日中でも洗濯カゴの衣類を見て、私が倒れていると思って叫んだり、デパートの売場の中を電車が走っていると言い出したりすることも。そんな24時間、目が離せない状態が続くと、死んでしまおう、と思ってしまうんです。不満が主人に向かうことはありませんが、すべてキレイに片づけて、死んじゃおうかな、というのは、いつも頭をよぎっていました」
蛭子さんにとっては、タレントとして大きな決断となる認知症の公表だが、マルちゃんにとっては“SOS”だったのだ。
(撮影:加瀬健太郎/取材:山内太)
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