2020年12月10日 15:50
「50歳からの職探し」就活時に把握しておきたい“3つの軸”
『何が得意でどんな仕事をしたいのか』『1日何時間働きたいのか』『1カ月にどれだけ稼ぎたいのか』。その3つを軸に、働く条件をはっきりさせましょう」
また、このコロナ禍で在宅勤務が増えるなど、労働環境はかなり変わってきた。企業や人に雇われるだけが仕事ではないので、この際、「勤めに出る」という発想に固執しないほうがいいという。
「専業主婦の期間が長いからといって、あきらめてはいけません。ベテラン主婦の掃除や料理のスキルを生かした家事代行や、趣味のアクセサリー作りで収入を得ているケースもあります。『自分には無理』だとか、『ハードルが高すぎる』と始める前からあきらめないこと。柔軟な視点で自分を客観視するようにしましょう」
まずは次の項目を確認しながら、ノートに書き出すことからスタート!
■どれだけ使える時間があるか
まず、1日のなかでどれだけ働きたいのか、または働ける時間があるのかを考えよう。
「子育てが一段落し、時間をもてあましているからといって、フルタイムでの勤務は、体力的にもキツくなります。
たとえば、朝はゆっくり過ごしたいという人の働き方は、ランチタイムの4時間ぐらい飲食店で、または、地元クリニックで午後の診察だけ医療事務で、などというようにおのずと選択肢が決まってきます」