くらし情報『「菅首相に媚びてる」批判の矛先が富川悠太アナに向いた理由』

「菅首相に媚びてる」批判の矛先が富川悠太アナに向いた理由

すると菅首相は「いやぁ、もう想像していませんでした」と、ようやく答えたのだった。

このような危機感の薄い菅首相にも《曖昧》《他人事》と批判は上がっている。だが、なぜ富川アナが視聴者から反感をかってしまったのだろうか。

「NHKの有馬嘉男キャスター(55)が昨年10月、菅首相に学術会議問題について追及したことがありました。そのことが首相サイドを怒らせたとして、降板の危機が報じられたばかり。菅内閣は新型コロナウィルス対策を巡って、支持率が低下。各所から批判が噴出しています。そんな今だからこそ、有馬キャスターのように顔色をうかがうことなく“国民の代弁”を期待した視聴者も多かったようです」(スポーツ紙記者)

■1代目キャスター古舘伊知郎が託した“報ステ魂”

同番組の2代目キャスターとなり、今年で5年目をむかえる富川アナ。
番組開始以来、12年間も現場取材をこなしてきたベテランだ。いっぽうで前任者の古舘伊知郎(66)が築いた“報ステ魂”は、衰退しつつあるようだ。「古舘さんが『愚痴を聞いたことがない』と言うほど、富川アナは真面目で人当たり抜群。被災地の住民などに寄り添った、優しいリポートが印象的でした。

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