「菅首相に媚びてる」批判の矛先が富川悠太アナに向いた理由
ただ報道には自信がなかったのか、緊張感が走る現場ではオロオロすることも。菅首相との『おせち』の会話も、緊張をときほぐす“アイスブレイク”だったのでしょう。ですが古舘さんなら、単刀直入に斬り込んでいったでしょうね」(制作関係者)
奇しくも『報ステ』と同じ時間帯には、『古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)が放送された。冒頭から「結果論と言われることを承知」としたうえで、「なんで去年の段階で緊急事態宣言出さないのか」と政府を批判した古舘。さらに「(感染者が増加する)既成事実作るまで待っていたんですか、と嫌味言いたくなりますね」とも述べた。
そんな古舘が『報ステ』を去ったのは、16年3月31日。「無難な言葉で固めた番組は面白くない」「言うべきことは言う」などと“報ステ魂”を受け継いでもらうことを願っていた。そして後任の富川アナには「“乱世の雄”になっていただきたい」と期待を口にしていた。
まさに“乱世”とも呼べるコロナ禍――。富川アナは、先輩の訓示を守り抜くことができるのだろうか。
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