2021年1月13日 11:00
コロナ禍での「お金の増やし方」貯金は“専用口座”へ強制的に
ことを勧める。
「コロナ禍でマスクなどの衛生用品や日用品などの『小規模な出費』が増えていると思いますが、これは致し方ないところ。それより、たとえば毎月の収入から貯蓄に回す額を『天引き』したお金が30万円だとして、その1割=3万円以上の支出は『大きな出費』として厳しくチェックします」
該当しそうなものとして食費、自動車関連費、保険料、通信費、教育費があるがーー。
「まず食費は、あまり削ると貧相になってしまい、コロナ禍にさらに気持ちが落ち込みます。教育費もなかなか削りづらい。すると、見直しを考えるべきは『車』『保険』『通信費』あたり。この3つが『大きな出費』のボーダーラインにかかるでしょう」
とくに車は、ないと生活できない地域以外、税金や駐車場代とも照らし合わせて考えるべきだそう。
「今後、原油価格の上昇で、ガソリンの値上がりが予想されますが、たとえ原油価格が下落しても、ガソリン価格はあまり下がらないという、日本の特殊な事情も考慮すべきでしょう。
また、世界的な“脱ガソリン” へのシフトから、ガソリンスタンドが減少していくということも。マイカーを持ち続けるのはデメリットという考え方もあるのです。