大手3社が出そろった「スマホ格安プラン」それぞれの長所は?
傘下に無料通話アプリ「LINE(ライン)」をもつ強みを生かして打ち出した、ラインのデータ量をカウントしない、“ライン使い放題”の追加だ。
「ラインで動画や写真を頻繁に送り合ったり、写真を高画質のまま送れるオリジナル送信を利用したりする人は、ギガ数をそれなりに使うのでお得でしょう。また、ラインでさまざまな手続きができる予定です」(鈴木さん)
ラインのヘビーユーザーにとって魅力的だ。
山崎さんも鈴木さんも、迷った場合は、現在利用しているキャリアのプランへの変更をすすめる。
「ドコモを使っているならアハモ、auならポヴォ、ソフトバンクならソフトバンクオンラインに乗り換えましょう。乗り換え手数料や転出料がかからず、移行しやすいようなサポートもあるはずです」(鈴木さん)
■サポートやサービスは、もはやタダではない
3社の新プランは低価格でかなり魅力的だが、キャリアメールと呼ばれる携帯のメールアドレスが使えなくなる。また、いずれも契約はオンライン上で行い、トラブルなどの問い合わせもネットでしかできない。これまでショップ頼りだったという人も自力でどうにかしなければいけない転換点にきていると、山崎さんは説明する。