V6 10年前もあった解散危機…森田剛は“存続希望派”だった
で、俳優として手ごたえを感じていました。また井ノ原さんも、『あさイチ』(NHK)のキャスター就任が決まるなど、マルチタレントとしても開花していました」(前出・仕事関係者Aさん)
いま振り返ると意外にも思えるが、森田は“存続派”だったという。
「デビュー前から特に仲がよかった三宅さんも存続を願っていたこともあったのでしょうが、『V6としてまだ燃焼しきっていない』というのが彼の主張でした。
両派は激論を続けましたが、森田さんが頑張ったこと、さらにジャニー喜多川社長(当時)の説得もあり、解散の危機を脱したのです」(前出・仕事関係者Aさん)
■宮沢りえとの結婚も森田のモチベーションに
その全力の解散阻止から11年、26周年での解散のきっかけになったのが森田の発言だったということにAさんは感慨を覚えたという。
「’14年には紅白歌合戦への初出場も果たしましたし、森田さんも“やりきった”と感じることができるようになったのでしょう。若いころから事務所内でも“天才肌”と呼ばれてきた森田さんですが、初めての単独主演映画となった『ヒメアノ~ル』(’16年)のサイコキラー役は圧巻でした。彼は性風俗などをテーマにした過激な作品で知られる劇作家の三浦大輔さんにも傾倒していると聞いています。