加藤茶さん 綾菜さんからのLINEスタンプに「尻のおばけ?」
『今日は何したの?』と聞くと、『じつはこんなことがあってね〜』と、たまっていたことを吐き出すように私たちに話してくれます。メッセージを打つために指先を動かすのも頭の活性化になるし、本当にLINEを始めてよかった」
つねに相手の健康を気づかう綾菜さんだが、ここ1年で介護職員初任者研修(ヘルパー2級)、介護福祉士実務者研修(ヘルパー1級)に次々と合格。さらに、介護職アドバイザーや生活習慣病予防アドバイザーなどの資格も取得した。
「昨年、加トちゃんが77歳になるときに、介護の勉強をしようと決意したんです。加トちゃんができるだけ長く健康で、大好きな舞台に立てるように。知識を備えていれば、仮に病気やケガをしたときも、慌てずにサポートできるから」
昨年は、コロナ禍でほとんど舞台に立てなかった茶さん。10月に約1年ぶりに舞台に立った姿を見た綾菜さんは、「なんて生き生きして、生命力にあふれているんだろう!」と、ほれ直したという。
「笑顔がキラキラして。
加トちゃんの『死ぬまで舞台に立ちたい』という夢をかなえてあげたいと、より強く思うようになりました」
2011年に結婚後、茶さんには病気が絶えなかった。