プロが選ぶ「自分も入りたい」おすすめケアハウス5選
だが、充実した設備もさることながら、こちらの最大の長所は、おもてなしの心が随所にあふれていることだろう。正月にはおせち料理が振る舞われるだけでなく、ひな祭りには新鮮な魚介丼、端午の節句には竹の葉に包んだちまきなど、四季折々の歳時にちなんだ料理が提供されている。
「高齢になると食べることが最大の楽しみにもなるので、飽きのこないよう専属シェフが腕をふるっています」
こう話す職員の田代さんがつづるブログには数多くの行事が紹介され、小道具一つをとって見てもスタッフの心遣いがうかがえる。
さらに施設内では、クラシックコンサートや三味線などの演奏会も催されるが、入居した親がこうした行事を楽しんでいる姿が見られることも、家族にとっては大きな安心材料だ。
ちなみにこちらは、自立から要介護5までが暮らす「混合型」で、“終のすみか”として過ごすこともできるのだ。
「ご本人の希望があれば、最期まで居室で暮らしていただいています」(田代さん)
【ケアハウスゴジカラ村雑木林館】愛知県長久手市
社会福祉法人たいようの杜が運営する「ゴジカラ村」は、愛知県長久手市の1万坪に及ぶ雑木林のなかにたたずんでおり、地域木材をはじめ自然素材を中心とした建築となっている。