卒業間近の峯岸みなみ「今でも母が収入管理」より怖いこと
それによって、“使い込まれ”などのリスクも変わっていきます。
また親族という密な関係から使い込まれたケースも、芸能人にはいくつかあるのは事実です。最近では女優の吉川ひなのさん(41)が幼少の頃に両親に自分のギャラを使い込まれ、休業モードの際も親から生活費を稼ぐよう頻繁に説得されていた話を5月13日発売のエッセイで告白しており、話題になっています。
一方で事務所独立後やブレイク後に会社を設立した際、親を代表者にするケースは多く、一概に親が管理することの是非は問えません。
ただこの「親にまかせる」「親を管理者としてある程度頼る」という行動の裏に「自分がそう決めた」という主体的な選択がちゃんとあるかのほうが大切ではないでしょうか。
そして10代前半といった若い頃から活動をしている人は、もれなくこの「自分が決めた」が希薄になってしまうリスクが高いように思います。
■10代前半から自分のキャラでお金を稼ぐことの怖さ
峯岸さんがどうかは分かりません。ただ例えばスタート時に「私は◯◯をやりたい」と主体的に思って何かを始めても、ビジネスとして活動を続けていく以上はどうしても自分のやりたいことと他者の求めることの間を取ることが求められます。