「チャージした日が使った日」キャッシュレスの家計簿ルール
チャージした日に“使ったもの”と考えると簡単です」
めんどうなのはスマホ決済だが。
「スマホ決済の支払いは、クレカに集約される“後払い型”と、電子マネーのような“前払い型”がほとんどです。家計簿には、後払い型はクレカ同様使った日に、前払い型はチャージした日に、記帳すればよいでしょう」
【ルール3】キャッシュレス決済の使い分けを決める
「キャッシュレス決済はだいたい使うお店や目的が決まっていると思います。Suicaなど交通系の電子マネーは交通費が多いでしょうし、WAONやnanacoなど流通系の電子マネーは使うスーパーが決まっていて、食費や日用品費ですよね」
クレカの使い分けは、決まっていない人が多いのでは……。
「たとえば、クレカ(1)は外食やあまり高くない普段着などに、クレカ(2)は家電の買い換えや値の張るものに使うなどと、決めましょう。すると、クレカ(1)は毎月の生活費に含め、クレカ(2)は特別費としてボーナスから支払うなどと分類できます。使い道が決まると、家計簿につける費目が決まり、管理が簡単になるのです。スマホ決済はおもにコンビニでご飯を買うなら食費に含めてOK。
でも“自分へのご褒美”が多い人は、食費と分けて管理すると、出費が見える化され、ご褒美支出を抑えるのに効果的です」