羽野晶紀明かす芸能界での駆け出し、原点は「ダンスと歌」
アングラっぽいイメージがあるじゃないですか。あまり興味がなくて断っていたんだけど、さすがに毎日ずっと断り続けるのも無理ってなって、1回だけのつもりで見学に行ったんです」
それが、古田新太らが所属する「劇団☆新感線」との出合いとなった。
「大音量でヘビメタやハードロックを流し、お芝居をしながら踊りを取り入れるのが特徴。“アレ?想像していた演劇じゃなくて、ハードロックで踊るの?”と。だから初舞台はダンサーだったんです。そのうちセリフがもらえて、MTV世代だから、ロックで踊るのがめちゃくちゃ楽しくて、“ああ、自分のやりたいことって、ここにあったんだ”って、のめり込みました」
間もなく、劇団の公演を見に来たテレビ局の関係者から、バラエティ番組のオファーが舞い込み、仕事が次々と決まっていった。忙しくなり、大学にはほとんど行けず、2回生のときに中退。そのまま芸能界に進むことに。
「テレビの仕事、劇団☆新感線、ダンスや歌との出合い、ジャズダンス教室への入会……遡っていくと、芸能界に続く道の原点に『フラッシュダンス』があるんです」
「女性自身」2021年6月1日号 掲載
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