くらし情報『健康維持も重要!年金生活で破綻しないための生き方&制度』

2021年6月15日 11:00

健康維持も重要!年金生活で破綻しないための生き方&制度

夫が厚生年金に20年以上加入しているなど一定の要件を満たしていれば、夫は妻が65歳になるまで受け取れますが、妻のほうが年上の場合は、夫は加給年金はもらえません」

ちなみに、加給年金の金額は定額の年間22万4,700円に、特別加算額がプラスされる。妻の生年月日が1943年4月2日以降なら、特別加算の額は年間16万5,800円(’21年度)となり、あわせて39万500円が受け取れる。

「老齢厚生年金を65歳から受け取ると、加給年金がもらえます。年金を増やしたいのなら、老齢基礎年金だけの繰り下げを。女性は男性よりも長生きするので、妻の年金も繰り下げておくと長生きリスク対策になります」

また、忘れてならないのは「病気・介護にかかるお金」が増えてくること。老後の蓄えを食いつぶす不測の出費を減らすためにも、健康維持も必須科目だと心得るべし!

「70歳までは医療費の窓口負担は3割です。高血圧や糖尿病など慢性疾患にかかると、薬を定期的にもらいに行くために通院しなくてはならず、医療費・薬代の出費が毎月続くことになります。ですが健康を維持できれば、生活習慣病を防ぐだけでなく、出費を抑えることができるのです」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.