2021年9月15日 06:00
竹内結子さん一周忌 義父が語る遺族の今「みんな何とか元気に…」
おばあちゃんが住む実家に帰ってきていたこともありました。結子はおばあちゃんになついていましたし、この土地は故郷ともいえる場所なのです。
一昨年の暮れごろのことでしたが、おばあちゃんの体の具合が悪いことを知らせると、結子は2人のお姉ちゃんといっしょに入院していた介護施設にお見舞いにきてくれました」
当時、竹内さんは第2子を妊娠中。祖母も赤ちゃんを産んだ竹内さんと会うことを楽しみにしていたが、その望みは永遠にかなわなくなった。
竹内さんの密葬には、中林と子供たちのほかは親族数人が参列したのみで、祖母など母方の親族は参列できなかった。それだけに気持ちの整理をつけるのも難しいようだ。親戚女性の声は沈んでおり、またいら立ちを隠さなかった。
「もうすぐ結子の一周忌になりますが、お墓をどうするとか、納骨をどうするとか、何も決まっていないのです。
ご主人の中林さんのほうでは考えていらっしゃるのかもしれませんが……。
私たちもどうなるのか気になっています。離婚したとはいえ、結子の実父がそういったことを確認して、私たちに知らせてくれればいいのですが、昔からそういったことは全然しない方で……。
『まだお墓も決まっていないなんて、これでは結子が浮かばれない』と、おばあちゃんをはじめ、私たちも嘆いています」