2021年9月29日 06:00
コロナ禍で教育格差深刻に…天皇陛下と雅子さま「子どもたちへの思い」
「私たちは絵本作家のディック・ブルーナさんが描いた『子供の未来応援国民運動』のバッジをつけていたんですが、陛下がおもむろにポケットから同じバッジを出してほほ笑まれたんです」(渡辺さん)
それから1年が経過したが、子どもたちを取り巻く現状は楽観できるものではない。コロナの影響で、子どもたちと対面して支援がしづらい状況に、各団体とも苦しんでいる。だが、この拝謁は大きな力になったと渡辺さんは語る。
「最後に両陛下から『みなさん、素晴らしい活動ですね。(スタッフの方々に)よろしくお伝えください』というお言葉を賜りました。天皇陛下も雅子さまも応援くださっているという事実は、スタッフたちの大きな励みになっています。教育格差を少しでも縮められるように、今後も努力を続けていきたいです」(渡辺さん)
コロナ禍に苦しむ家庭は、ぜひ支援団体を頼ってみてほしい。
そして、天皇陛下と雅子さまが、常にあなたたちのことを思われ、力になろうとしてくださっていることを忘れないでほしい。
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