2021年10月16日 06:00
ラーメン評論家だけじゃない!接客業の女性を苦しめる“教えたがる男たち”
はこう語る。
「常連の中年男性が、店に来るたび、ドリンクの提供カウンターで15分ほど一方的に私に話してきたんです。それも『本場のイタリアでは』『君はまだ若いから知らないと思うけど』なんて“うんちく”ばっかり。上から目線も困りましたが、その方が私に話しかけている間、店のスタッフが1人不足するわけで……。うまく話を切り抜けるにしても年上の男性ですし、毎回不安でいっぱいでした」
■女性にばかりマウントを取る男性客は、店長を見たら帰る
また地方の純喫茶で働く女性・Bさん(29)は「複数の男性客が、自分とマスターを比較してくる」と話す。
「例えばときどき来る方なのですが、席に着くなり『マスターは今日おらんのか?』って。その後、コーヒーを出したら『マスターはこんな味じゃないよ』って言うんです。もともと私は別のお店でずっとコーヒーを出してきましたし、『マスターにも味を認められてここで働いているのに……』って悔しい気持ちになりました。
あとサラリーマンの方で、明らかに私とマスターに対する態度の違うお客様がいます。私が1人で店を回す日はいつもより態度が大きいんです。忙しい時に『食後のコーヒー持ってきて』と言われたのですが、その言い方が『できますか?大丈夫ですか?』って感じの半笑いで。