くらし情報『「これまでの常識が通じない」医師が警戒するオミクロン株の感染力』

2021年12月17日 06:00

「これまでの常識が通じない」医師が警戒するオミクロン株の感染力

12月9日、ファイザー社は、「オミクロン株へのワクチン効果は、ブースター接種によって25倍になる」と発表している。

「現段階において私たちにできることは、可能な人からブースター接種をして、抗体価を高めること。同じm-RNAワクチンであるファイザー社とモデルナ社のワクチンの『交差接種』も、今後は増えていく見込みです。副反応に関しては、現状で2回目接種のときよりひどくなる確率は低いとされています。ブースター接種は、オミクロン株だけでなくデルタ株対策にもなる。イスラエルでは、ブースター接種によって重症化率が20分の1、感染率が10分の1に抑えられると報告されているのです」

ワクチン接種に加え、検査体制にも早急に是正すべき点があると上さんはいう。

「デルタ株が猛威を振るった首都圏や大阪など、オミクロン株の広がりが想定される地域においては、無症状の人であっても無料のPCR検査を積極的に行って、いち早く感染者を割り出し、感染拡大を食い止めることが必須です」
■次のピークは来年の1月下旬〜2月初旬か

空港で実施されている抗原検査を用いた検疫体制も、PCR検査に比べ精度が低いと指摘する。

「CDC(米疾病予防管理センター)

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