2021年12月26日 06:00
「ワンワンずっと続けたい」25年間演じる64歳声優語った番組愛
もついてきてしまい、結果2匹を飼い始めたチョーさん。おおちゃんもどんちゃんも警戒心が強くて、なかなか懐いてくれなかったが、2匹が仲睦まじく過ごす姿は微笑ましかった。
おおちゃんは、’19年の春に天国へ。家族を失うのはとてもつらかったという。けれど、今年に入って、おおちゃん以外にこころを許さなかったどんちゃんに変化が。
「出会ってから10年経ち、おおちゃん以外にこころを許さなかったどんちゃんが、今年5月にようやく触らせてくれるようになったんです。全面的に信頼してくれる姿を見ると、癒されますね」
妻と猫に支えられ、走り続けた25年。番組当初のファンは、みんな大人になっている。
「先日、ある高校で「ワンワン25」の収録をしたとき、学生さんたちから、すごい声援を受けたんです。ちょっと手を振っただけで『わー』『きゃー』って(笑)。幼い頃に見る番組だから、ふつうワンワンのことはみんな忘れてしまう。でも、その子たちの記憶の底には刻まれていて、姿を見たら思い出してくれた。そうやって、子供たちが親になって自分の子と再び番組を見るときに、またワンワンを思い出してくれたら、そんな嬉しいことはありません。