中村玉緒 長女が車いす生活に…81歳で直面した悲痛の逆介護【2021年ベストスクープ】
だが玉緒にとって“肉親の悲劇”はそれだけではなかった。その数日後に長女・Aさん(58)が体調不良のために玉緒の個人事務所の代表取締役を辞任したのだ。
玉緒の古くからの知人によれば、
「玉緒さんが個人事務所を設立したのは’00年。強烈な天然キャラクターにより、バラエティ番組の人気者になった後のことです。長女・Aさんは10年以上も社長を務め、玉緒さんを公私ともに支えてきました。しかし病気のために歩行も困難になり、社長を退任せざるをえなくなったのです。
そのため代表取締役には81歳の玉緒さんが就任しました。役員は玉緒さん、Aさん、そして長男の鴈龍さんという家族経営の会社でしたが、鴈龍さんも2年前に亡くなっています。
振り返ってみると、玉緒さんの半生は“家族の不幸やトラブル”に翻弄され続けていますね……」
■玉緒の波瀾万丈な家族…勝新の借金、長男が孤独死
梨園の名門の出身で、お嬢さま女優として人気を博していた玉緒が、勝新太郎さん(享年65)と結婚したのは’62年。2人の間にはAさんと鴈龍さんが生まれている。
前出の知人が語るように、勝さんとの結婚生活は波瀾万丈だった。玉緒自身はインタビューで、次のように語っている。