なんとなく、「こうしたほうがお得なんでしょ」と思っていることはありませんか?実はそれ、もう古いかも。’22年は「本当は損するお金の使い方」をアップデートしよう!そこで、経済ジャーナリストの荻原博子さんが得するお金の新常識を解説してくれたーー。
■ふるさと納税や支払いをもっと賢く
コロナ不況が長引き、失業や収入減に苦しんだ方もいるでしょう。さらにオミクロン株が広がり、不安を抱える方も多いと思います。
そこで、どんな状況でも損をしないために、さまざまなお金の知識を100項目『一生お金に困らないお金ベスト100』(ダイヤモンド社)にまとめて先日発刊しました。
こうして生活全般を見回すと、キャッシュレスの浸透や大手銀行の変化など、「お金の常識」がひと昔前と大きく変わったことを実感します。古びた常識をアップデートせずに持ち続けていると、知らない間に損をすることも。今回は新刊から、お金の常識の変化をピックアップして紹介します。
【1】銀行に預けていれば安心?
「投資には元本が減るリスクがあっても、銀行預金なら安心」ですが、実は預けっぱなしは危険です。
というのも、銀行に10年間預けたまま入出金などの取引がない口座は「休眠口座」