くらし情報『「選曲でセンスが試される」加藤貴子が少女時代に熱中したカセットテープづくり』

2022年2月6日 06:00

「選曲でセンスが試される」加藤貴子が少女時代に熱中したカセットテープづくり

「レコード針を落としたときのプツッていう音が好きで。にもかかわらず乱暴に置いてしまうものだから、針をすぐにダメにしていました。今はスマホで簡単に曲が聴けますが、当時は1曲を手元に残すために、すごく苦労して」

小学校の高学年のころには、’80年代初頭に名古屋で火がついた「なめ猫」ブームが全国に広がり、原宿の「竹の子族」出身の沖田浩之さんがデビュー。管理教育への反発から、全国的に学校が荒れて、社会問題化した。

「ドラマ化された『今日から俺は!!』(’18年・日本テレビ系)のような世界観が、カッコよかった時代。お風呂で湯船につかりながら、カバンをギュッと抱いて潰して、ペラペラにしたのを学校に持っていくのがはやりましたよね」

中学時代も聴く音楽は、松田聖子やチェッカーズなど『ザ・ベストテン』に登場する曲がメイン。

「卒業のタイミングで斉藤由貴さんの『卒業』(’85年)を聴いて、歌の世界を自分に置き換えてみたりもしました」

■思い出たっぷりのカセットが、数年前まさかの事態に

そして、高校合格のご褒美に買ってもらったのが、ポータブルカセットプレーヤーだ。

「まわりの友達が持っていて、すごくうらやましかったんです。

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