2022年5月11日 06:00
もやしは袋ごと、ピーマンは丸ごと冷凍!覚えておきたい最新「食品冷凍術」
しっかり空気を抜くことで、乾燥と酸化を防ぎおいしさをキープすることができる。
【4】素早く凍らせる
凍らせるスピードが遅いと食感や風味が悪化。熱伝導のよい金属製のトレーにのせると素早く冷凍できる。
【5】冷凍した日を書いておく
冷凍してもおいしく食べられる期間には限度が。マスキングテープに中身と日付を記入して袋の上につけておくと見やすく便利。
さらに、冷凍によって、栄養価が高まる場合もある。イギリスのチェスター大学などの論文では、冷凍することで、にんじんではルテインが4倍に、ブロッコリーはβカロテンが冷蔵よりも4倍になったというのだ。
■野菜の種類別最適な冷凍方法
野菜はしっかり洗って水分をふき取ること。
保存袋は、冷凍用保存袋を使用する。野菜の乾燥と酸化を防ぐために、保存袋の口を閉める際はしっかり空気を抜こう。
【キャベツ】カット→保存袋:保存期間1カ月
芯はうす切り、葉はざく切りにして、保存袋に平らに入れる。あまり大きく切ると、解凍したとき繊維が残るので注意。
【にら】カット→保存袋:保存期間1カ月
野菜室で保存すると1~2日でクルクルに。新鮮なにらを3センチいほどの長さにカットし保存袋に入れて冷凍すれば、色も香りもキープできる。