プロに教わる“実家の片づけ”のコツ「はじめは玄関」「思い出の品は後回し」
最初に“家の顔”である玄関をスッキリさせよう。傷んだ靴は処分の判断がしやすく、片づけのウオームアップにもってこい。残すことにした履き物は、使う人別・頻度別に分けて収納。サクサク進めて片づけの自信をつけて。
【STEP2・クローゼット】
・洋服の“賞味期限”は「3年」「5年」「10年」
・「やせたら着よう」という洋服は潔く手放す
・要クリーニングの服は5着までに絞る
「着る」「着ない」の判断の中間にある服が毎回減らないという人が多数。「この服も5年も着ていないよね?大事な服を選んで残そう」と親に服の賞味期限を決めてもらう提案をしよう。自宅で洗える服が増えた今、クリーニングに出す必要がある服も絞り込みを。迷ったら、親に着てもらって判断をゆだねて。
【STEP3・キッチン】
・賞味期限切れの物を迷わず手放す
・60代からの調味料は「小サイズ」にシフト
・調理道具を残す基準は、値段ではなく使用頻度
まず賞味期限切れの食品・調味料を処分。スプーンやお皿などの食器類は「家族の人数+一度に来るお客様の数」に限定しよう。浅い引出しなど小さなスペースから始めるとスムーズに進む。三角コーナー、キッチンマットなど、洗うのが面倒だと思いつつも「あって当然」