2022年5月27日 15:50
「ふるさと納税で生活必需品を」…値上げから家計を守る節約術7
『値引き』品を買うほうが『ポイント付与』より価値は高いです」(加谷さん)
「ポイント付与は、リピーターを増やすというお店側のメリット。買う側は必ずまた行くお店でないと意味がないのです」(柏木さん)
■日用品をスーパーのPB商品に
イオン「トップバリュ」、イトーヨーカドー「セブンプレミアム」、西友「みなさまのお墨付き」などのPB商品(プライベートブランド)は、食料品からティッシュ、洗剤まで数千品目あるといわれ、一般メーカー品より2~3割安い。
「さらに、イオンと西友では現時点でまだ値上げされていません。『6月30日まで据え置き』と発表しました」(柏木さん)
品質もメーカー品と遜色ないため、日用品をPBに切り替えるメリットは大きいという。だが、そもそもPBが安く提供される理由は?加谷さんが解説する。
「PB商品のほとんどは、メーカーが製造した品物に、スーパーが自社のラベルを貼って直接販売しています。メーカーとスーパーのパワーバランスは昨今、スーパーに傾いています。そこでスーパーが『安くて品質がいい』PB商品を多く出すようになりました」
メーカー側には、自社製品と合わせた大量生産で製造コストを抑えられるというメリットがある。