2022年6月2日 06:00
松原智恵子語る50年の結婚生活 母の猛反対退けてまで夫に週刊誌記者を選んだ理由
「『カムカムエヴリバディ』(NHK)で22年ぶりに朝ドラに出演しました。撮影は大阪で行いましたが、毎回行くのが楽しみで。
深津絵里さんやオダギリジョーさんと現場でお会いできるのもうれしいのですが、大阪というところはおいしいものもいっぱいありますからね。特に“551蓬莱の豚まん”を買って帰るのも楽しみの一つでした」
女優・松原智恵子さん(77)はふうわりとほほ笑んだ。
松原さんが『カムカム〜』で演じたのは荒物屋の女将・赤螺清子。“背筋がピンと伸びた気品あふれる女性”という設定だが、松原さんそのものに思える。
「でも、それほど(役に)ピッタリではなかったかもしれません。『そんなにきつう言うたらあきまへんえ!』と、息子をスパスパ叱るシーンもありましたが、私、叱るというのがあまり得意ではないのです」
松原さんは’61年に映画デビュー。
清純派女優として人気を博してから60年になるが、その可憐なたたずまいは現在も変わらない。
今年1月6日には喜寿をむかえたばかりだが、松原さんにとって今年はもう1つ、節目がある。結婚50周年だ。
夫はジャーナリストの黒木純一郎さん。実は黒木さんは5月31日に3000号をむかえた『女性自身』の歴史を語るうえで欠かせない人物でもある。