くらし情報『熱中症で意識が…どうする!? 全国トップの湘南ER医師に聞く「命の緊急時」対処法』

2022年8月5日 06:00

熱中症で意識が…どうする!? 全国トップの湘南ER医師に聞く「命の緊急時」対処法

たとえば『雷鳴様頭痛』と呼ばれるような強烈な痛みの場合は、救急車を呼びましょう」

<こんな時は病院へ>

□ 嘔吐した
□ 痛みが悪化している
□ ふだんと違う痛みを感じる

<こんなときは救急車を>
□ 意識を失った、意識の状態が悪い
□ 1分以内に人生最悪の痛みになった(「雷鳴様頭痛」という)

【脳卒中】⇒早期発見が大切

「脳卒中は発症してから早く病院に行くことで、治療の選択肢が増え、予後が変わります。以下の『FAST』でチェックして、あてはまる症状があれば、救急車で病院へ」

Face=顔のまひ(笑っても顔の片側だけ下がる、口角が下がる)
Arm=腕のまひ(両手を上げると片方だけ下がる、高さを維持できない)
Speech=言葉の障害(ろれつが回らない、言葉が理解できない、なかなか言葉が出てこない)
Time=時間(脳卒中は早期発見が重要。早ければ早いほど、治療の選択肢が広がる!)

ここ数年はコロナによる搬送も多く、湘南ERでは当然、コロナを想定した万全な受入れ態勢を敷いている。だが、それ以上に前出の関根先生が懸念しているのは、コロナにおびえるあまり、受診を控えてしまうこと。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.