くらし情報『文学賞より売れると評判の“新井賞”創設の書店員 39歳でストリッパーデビューした理由』

2022年10月30日 06:00

文学賞より売れると評判の“新井賞”創設の書店員 39歳でストリッパーデビューした理由

今日のこの衣装も実はお下がりなんですよ」

■成績は常にトップクラスだった学生時代。大学中退後、ひょんなことから三省堂書店へ

80年7月24日、東京都台東区根岸の生まれ。卸業を営む父親と専業主婦の母親、4つ年上の兄がいる。

「友達の家がラブホテルをやってたり、近くには吉原があったりでしたが、あの下町の雰囲気は今も大好き。子供のころは、お小遣いも十分にもらっていたし、両親はふだんから私の意思を尊重してくれました。ですが、私自身、すごく考えるタイプだったので、難しい子、育てにくい子だったんじゃないかと思います。本は好きでしたね。親から『読め』じゃなく、自分で近所の個人の本屋さんへ、もう呼吸するように普通に立ち寄って、読みたい本があれば買っていました。
お風呂掃除のお手伝いで、母からもらえる図書券がうれしかった。

『不思議の国のアリス』は、どんだけ読んでもいまだに意味がわからないですが、あの暗さとか不可解さに惹かれます」

地元の公立小学校を出て、中学からは東邦音楽大学の付属校へ。

「成績は、小学校からめちゃめちゃよかったです(笑)。あと、東京のコというか、みんなマセてて、小5のころなんて、ソニプラ大好きで、今よりよっぽど化粧濃かったですね(笑)。

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