くらし情報『第8波死者2万人の恐怖!コロナ・インフル・RSウイルスの同時流行「トリプルデミック」の危険性』

2023年1月19日 06:00

第8波死者2万人の恐怖!コロナ・インフル・RSウイルスの同時流行「トリプルデミック」の危険性

死者数が加速度的に増加し、医療現場がひっ迫している(写真:時事通信)

死者数が加速度的に増加し、医療現場がひっ迫している(写真:時事通信)



昨年10月から始まった新型コロナウイルス第8波で、死者数が大幅に増加している。累計死亡者数は6万1281人だが’22年12月2日に5万人を突破してから、わずか1カ月ほどで1万人以上も増加した。

「死亡者数や救急搬送困難事案の増加傾向は継続し、最高値を超える状況が続いている」

加藤勝信厚生労働大臣は11日に行われた専門家組織の会合でこう危機感を示しているが、さらに懸念されるのが、米国で起きている「トリプルデミック」が国内に広がることだ。

米・ニューヨークにあるマウントサイナイ医科大学病院に勤務する山田悠史先生が語る。

「昨年12月に入ってから、米国ではオミクロン株のひとつで感染力・伝播性が高いといわれる『XBB.1.5』への置き換わりが急速に進み、感染者の入院が急増しています。2シーズンほど流行していなかったインフルエンザの感染者が増えたうえに、さらに子どもでとくに問題になるRSウイルスの患者も増加。小児科病棟を中心に医療機関の逼迫が各地で起こりました。3つの感染症の同時流行である“トリプルデミック”が起こり、ニューヨークでも屋内でマスクを着用する人が再び増えています。

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