2023年3月4日 06:00
前田吟(79)明かす年下歌手と電撃再婚の裏側「愛は綺麗事だけではない」
「家事も無理せず、できるほうがやる。朝も先に起きたほうが作る、くらいで」と前田さんが言うと幸子さんがうなずく。
「お互いにいたわり合いという感じです。私も彼に勧めていただいて歯を治しているところです」
前田さんは、睡眠時無呼吸症候群の診断が下されているため、就寝時にはCPAP療法の呼吸器が必要なのだそう。
「だから妻とは抱き合って眠ることはできないんです(笑)。あと心臓にはカテーテルが3本入っていて。彼女には最初にその状況を説明しましたし、彼女の健康も大切にして、お互いに体調を把握しておきたい。この年齢になると大事なことです」
そんな2人を見事に表しているのが、3月22日発売の『幻恋歌/凪の風景』。
箱崎幸子改め、サチコのソロと、夫婦のデュエットソングが収められている。春には前田さんの故郷の山口県で芸能生活60周年の感謝祭も予定している。そんな活動にも、結婚が彩りを添えるようだ。
「老人ホームを訪ねたり、そこで幸子さんに歌ってもらってお披露目も、できたらいいな」
前田さんから最後に、これから熟年婚を考える人にアドバイス。
「われわれは早々と籍を入れたけれど、年齢を重ねたらいろんな愛の形があっていいと思います。茶飲み友達にもなれるだろうし、仲よく年を重ねていけるならそれでいいのではないでしょうか」
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