くらし情報『今も救急搬送の困難事例が続出…コロナ5類化でも懸念される「医療崩壊」リスク』

2023年5月11日 06:00

今も救急搬送の困難事例が続出…コロナ5類化でも懸念される「医療崩壊」リスク

今も救急搬送の困難事例が続出…コロナ5類化でも懸念される「医療崩壊」リスク


ゴールデンウイーク中盤の5月2日、全国のコロナ新規感染者数は2カ月半ぶりに1万5000人を超え1万6972人に。東京都も5月2日、3日と連続で2千人を突破した。

5月3日、国立感染症研究所の所長で専門家会合有志の脇田隆字氏は、日本テレビの取材に対し「“第9波”は、第8波より感染者が多くなる可能性がある」と警鐘を鳴らした。

一方、厚生労働省は、新型コロナの感染症法の位置づけを、現在の2類相当から5類へ移行することを正式決定。5月8日から、新型コロナは季節性インフルエンザと同じ扱いになったが、本誌の取材にこのような声が。

「ゴールデンウイーク直前に子供が40度の高熱に。あちこち電話をしても子供の発熱外来の予約が取れなくて。病院が見つかるまで数時間かかりました」(東京都在住Aさん)

「検査はするけど、陽性ならほかの病院を受診してと言われた」(愛知県在住Bさん)

「高齢の母がデイサービスで大腿骨を骨折してしまって。
救急車を呼んでも、『クラスターは発生していませんか?』などと聞かれた挙げ句、『うちでは受け入れられない』と何件も断られ、受け入れ先が見つかるまで2時間かかった」(東京都在住Cさん)

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