くらし情報『安藤優子の学び直し「博士号をもらって号泣。宝物のような時間です」』

2023年5月20日 06:00

安藤優子の学び直し「博士号をもらって号泣。宝物のような時間です」

そこには、報道の現場とは、まったく違う時間が流れていた。

「テレビの生放送は、秒単位で、反射的なリアクションが求められます。その対極が、学ぶということでした。またチームワークのテレビに対して、大学院では一人で本を読む、考えるで、自分自身ともじっくり向き合えたんです」

キャスター業との両立には、時間のやりくりが必須だった。

「授業は全部英語で、1週間で100ページを超える英語の論文を読んでディスカッションなど。しかし、アラフィフだった私は、あえて帰宅後は勉強も仕事もしないで、頭を切り替えるようにしました。その代わり、テレビ局でも、仕事の合間に3分の時間を見つけては、論文を読み返したり。ですから、普通、修士は2年で取りますが、フルタイムの仕事をしながらの私は3年かかりました」

テレビ局から東京・四谷の上智大のキャンパスへ行くと、自然に頭も切り替わったという。


「ホッとしましたね(笑)。何がよかったって、みんな、普通に扱ってくれるんですよ。ニュースをやっている安藤優子じゃなくて、同じ教室にいる安藤さん、として。その感覚が私には新鮮でした。

現役から院に来たコなんて、20代前半。

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